不意打ち編 その5

2月10日 木曜日
「お見舞いが終わりましたら今日は自由解散です。明日金曜日は学校ありますからね?では、お見舞いの班決めを抽選で決めます。」


「...最後の班はxさん、yさん、B君、E君、G君です。」


最後か...
G「あいつ元気にしてるかな」
B「どうだろうな」
x「私Aくんと、話した事ないかもー」
y「私もー」
E「あ、着いたここの部屋らしいな。」


先生「この後私は学校でやる事があるので貴方達は少し話したら静かに解散しなさいね。」


E「分かりました。」


先生は帰っていった。


E「失礼しますー。」
そこには痛々しいAの姿があったー。

頭は包帯でぐるぐる巻き、足も骨折しているらしく、足が吊り上がっている。

E「大丈夫か?A」
A「久しぶり、ああ、なんとかね。大丈夫。」


B「どうゆう事だ?先生肺炎で入院って言ってたけど」


A 「肺炎?あーそうだよ。辛くてさ、救急車読んだんだけどその時変な形に転倒して頭打ったし骨折もした。」
G「打ちどころ悪すぎね?早く治ると良いな。」


A「まぁ快調だよ、来週から登校する。」

E「てかxとyいなくね?」
引き戸を開けると廊下にバスケットが置いてありその中に缶ジュースがいくつか手紙と一緒に入っていた。


Eが手紙を渡し、Aが読み上げるー。
「習い事あるから私達先帰るね!Aくんジュースマンゴーカルピス好きだからそれ買ってきたよ!またね!」だとさ。

E「アイツら仲良し2人組だからなぁ勝手に帰ったかもな」
A「あり得る。」そう言ってマンゴーカルピスを飲み始める。
「不恰好だなぁ」と笑いながら言うB。

Aが飲みかけの缶を骨折して吊り上げている足に乗せたのだ。確かに不恰好。


E「Bまぁね、冗談を言われるくらいにAが元気そうでよかったよ。」


G「あ、そうだ。A今週の授業のプリントとかノートまとめた奴渡すね。」


A「ありがとう。それと、もうすぐ俺の所に見回りで看護師さんが体調チェックしにくるから悪いけどもうちょいしたら帰ってくれる?」


E「あ、わかった。又明日お見舞い行くね。て言うか角部屋で1人って贅沢だな。」

B「ずっとここにいてもアレだしな。そいじゃ!」
GはAにまとめたノートの説明をしている。E「G、先に帰るわ!」
G「おけ、じゃあな!」

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2月11日 金曜日午後
E「今日は一段と寒いな...」


マンゴーカルピス飲み切っただろうか、今日もお見舞いに行く。
E「よー、A。きたよ」




「⁈」




そこには床一面に血が飛び散っていた。


昨日のバスケットが壊され点滴用のホース、袋が散らばっている。



目の前には何故かCが倒れていた。

言葉が出ないー。
何が起きたんだ?
そう思いつつもすぐにCにかけよる。

E「C!大丈夫か?」

うつ伏せの彼女を起こしてそう問いかける。


「...」

反応がない。息もしていない。
ベットに目をやるとAが大量出血してた。

ベットの柵が壊されているー。

「お、おい⁈」気が動転して足がすくむ。
「誰かぁ!室内で大量出血してます!」

そう言って廊下を飛び出て走り出し事の有り様を看護師に伝えた。

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2月下旬  Eの後日談
第一発見者である事からとても警察から疑われたが

徹底的な調査により疑いが晴れた。

そもそも自分が2人を殺した後に「誰か助けて」なんて周りに状況を伝えすぐに警察にバレるような事しないし...

電話で警察から謝罪があったらと同時に今もまだ誰が犯人なのか特定できず調査中である事を知った。


警察「大変申し訳ありませんでした。最後にひとつ。」


E「はい。」


警察 「Aさん、Cさんは残念ながらお亡くなりになりました。それに加えこの事件前後に現在Gさんが行方不明となっています。心当たりがあればいつでも情報提供お願い致します。」


E「Gが...?はい、分かりました。ありがとうございます。」


Gが行方不明...どうしてだ?



次回 新編


試し読み   ここまでです。 

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